2007年01月27日

メソポタミヤの守護神は男優位?

メソポタミアの守護神は支配者の正当化の為に作られたと同時に、その統治が男主導でなければならない事を観念的に固定しようとしているのではないか?

守護神は人格化されていて男神女神があるが、記録に残っている守護神を見ると・・・

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美の女神イナンナ(画像は南風博物館さんから引用)

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シュメール初期王朝期に全土の王と呼ばれた「エンリル(風の支配者)」
参考
http://www005.upp.so-net.ne.jp/nanpu/history/babylon/babylon_rel.html#sumer_en-ril
アッカド時代に王が自ら名乗った「ナラム・シン」
参考
http://www005.upp.so-net.ne.jp/nanpu/history/babylon/babylon_rel.html#after_accad
古~新バビロニア時代の最高神で天地創造の最初の人間「マルドゥーク」
参考
http://www005.upp.so-net.ne.jp/nanpu/history/babylon/babylon_rel.html#assyria_marduk


●わかっているものを上げると最高神は全て「男」の神である。


一方、女の神はどうか?
美の女神・出産の神・収穫の神・愛の神であり戦争の神である「金星の神イナンナ」は、一年の半分は冥界にいる。
参考
http://www005.upp.so-net.ne.jp/nanpu/history/babylon/babylon_rel.html#sumer_istar

母性の象徴・子孫の繁栄の神 「地母神ニンフルサグ」は、
生まれた娘とその間にできた娘を次々と自分の妻にする夫(これも神)に愛想を尽かして夫は窮地に陥るがキツネの仲裁で夫は立ち直る。
参考
http://www005.upp.so-net.ne.jp/nanpu/history/babylon/babylon_rel.html#sumer_ninfulsag
●どうも女の神の方は、男の支配の後ろに廻る位置におかれている。

 *リンクはいずれも南風博物館さん


●また、守護神のかなでも最高神は軍事や立法など、当時の(支配体制を構築するという)最重要の統合課題を司っており、これは(力の原理に基づいた)男の課題である。


この男神優位、男主導の守護神信仰は(支配者の正当性を固定するだけでなく)男が主導して国家と集団が形成される事を(神話化して正当化する事で)観念的にも固定していく事になる。

加えて、当時、既に女の性的商品価値が発生し男が女の尻に敷かれる状況がみられる事を合わせて考えればその(集団統合上、男主導を正当化する)必要性があった事も合わせて考えられる。

by 田村

投稿者 nandeya : 2007年01月27日 08:24

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